早くつるつるにしたい!
クリニックが推奨してた照射間隔で早めに通って脱毛をすぐ完了させよう!
こう思っていると脱毛効果は落ちてしまうかもしれません。
こんにちは。剛毛男爵です。
この記事では脱毛を考えている人、脱毛クリニックを契約したばかりの人に向けて、「適切に間隔を空けて通う事の重要性」と「脱毛効果を最大限に上げる通い方」についてお話しします。
「一刻も早く毛を無くしたい」
これは毛に悩んでいる方であれば誰しもが思う事。
「早く脱毛を終わらせたい」という気持ちでクリニックが推奨する最短の推奨期間(最短8週間は空けるルールであれば8週間のスパン)で通おうとする方も多いでしょう。
しかし適切な照射間隔で通わずに焦ってクリニックに通うとあなたの期待する脱毛効果が得られない可能性があります。
この記事では正しい照射間隔でクリニックに通う事の重要性、そして正しい照射間隔を自分で理解する為の方法について順にお話しします。
少しでも脱毛効果を上げてクリニックに通う回数を少なくしたい(脱毛費用を安く済ませたい)
と思っている人は最後まで読んでください。
※今回の話は全身・VIO脱毛に関する話です。
ヒゲ脱毛の毛の生え変わりは今回の話と異なる為、ヒゲ脱毛を検討している人は今回の記事を読む必要はありません。
間を空けて通わないといけない理由
毛周期とは
まず初めに「なぜ回数を分けて脱毛クリニックに通う必要があるか」について説明します。
これは毛が生えてくるメカニズムと関係してきます。
毛は常に生え続けているのではなく
「一定期間成長する」→「成長が停止する」→「抜け落ちる」→「新たに毛が生え変わる」
のサイクル(毛周期)を繰り返しており、決まった時期にレーザーを照射しないと効果は得られません。
毛の生え変わりの周期は以下3つに別れます。
成長期:毛が成長を続けている時期
退行期:成長を終えた毛が抜け落ちるまでの時期
休止期:次の成長を終えるまで活動を停止している時期
レーザーを毛のメラニン色素に反応させた時に発生する熱で毛の工場(毛母細胞)を破壊するのが医療脱毛の仕組みですが、毛母細胞への攻撃が有効なのは成長期のみなのです。
毛が抜けるのはレーザーの照射時に成長期のサイクルに入っていた毛のみ。抜けなかった他の毛は成長期のサイクルに入るまで待たないといけない為に、クリニックでは次の毛が成長期に移行する期間を設けるべく次回照射までに間を空けているのです。
「早く脱毛を完了したい!」と思っている人はクリニックが定めている「次回施術までの照射間隔」が空けた瞬間に通ってコース回数を一刻も早く消化しようと努めますが、毛が生え変わるタイミングは人によって異なります。
クリニックの言う「少なくとも〇〇週間空けて下さい」は「〇〇週間空けたら全ての毛が生え変わっています」という意味ではないのです。
毛が生え変わる時期(毛周期)は人によって違う
例えば、某脱毛クリニックでは「次の照射まで最低でも8週間は間を空けないと通えない」とルールが定められていたとします。
ここでよくやってしまうのが「施術して8週間後にすぐに予約を取ってしまう」というミスです。
クリニックの言う空ける期間はあくまで目安であり、推奨期間だと毛が生え変わっていない可能性があるのです。
クリニックが「推奨する最低8週間」空けてすぐに通うと、施術をしてから2週間後に休止期だった毛が成長期に移行して生えてくる可能性もあります。この場合だと2週間待てば抜けるだったはずの毛は抜けずに、次の施術(この場合だと最短8週間)まで待たないといけなくなるのです。
早く毛を無くしたいから脱毛に通っているのに、通っていない間に無駄な毛が生えてくるのは避けたいですよね?
施術と施術の間に毛がない快適状態を味わう為にも、脱毛効果を高める為にも、自分なりに「自分の毛がどのぐらいで生え変わるのか」を把握してから通うようにしましょう。
そんな事言っても、自分の毛がどのぐらいで生え変わるか判断できないよ
と思いますよね?次では「自分の毛の生え変わるタイミングを把握する方法」をお伝えします。
注意:
毛が生え変わるのを待てばいいなら出来るだけ照射間隔を空ければいいのでは?
と思う方もいるかもしれませんが必要以上に空ける事に意味はありません。必要以上に空けてしまうとその間に成長期だった毛がレーザー効果のない休止期に移行する可能性があるからです。
半年以上、1年など無理に空ける必要はありません。
毛の生え変わり時期の確認方法
次に自分の毛の生え変わるタイミングを確認する為の方法を2つ、ご提案させて頂きます。
1回の施術で毛は激減しないと知っておく
個人差はありますが、1回の施術で毛が大幅に減る事はありません。
先述しましたがレーザーで抜ける毛は成長期の毛のみであり、体毛において成長期の毛は30%を超えません。【脱毛超初心者講座】脱毛中によくある疑問・質問を解説します!より引用
さらに言えば肌質・レーザー・出力によって脱毛効果は変わってきますので成長期の毛が全て抜ける事は難しいのです。
この事を考えると、1回の施術で毛が一気に無くなる事はなく、施術直前の毛と次の施術前の毛の量に大きな乖離がある時は「毛が生え変わっていない」可能性を考えましょう。
施術して1ヶ月~2ヶ月は体に毛がない状態が続いて勘違いしがちになってしまいがちなので気を付けないとだね。
「次回照射が可能な日」よりも時間を空けてから通う
1度施術をして毛が少なくなると、
もう毛が生えてくるのは嫌だ!早く通って快適になりたい!
と思ってクリニックの言う次回施術可能日(例えば8週間後)が来たらすぐに通いたい方は多いと思いますが、自分の毛の生え変わり時期は2.5カ月、または3ヶ月かもしれません。
2週間~1ヶ月は待って「自分の毛がどのぐらいで生え変わるのか」「1度の施術でどのぐらい毛が減るのか」を体感で理解するようにしましょう。
通えるのに待たないといけない事にストレスを感じるかもしれませんが、早い時期に生え変わり時期と毛の減る量を理解しておけば、それ以降の脱毛を優位に進める事が可能です。
まずは1度、様子を見るようにしましょう。
どのぐらいで生え変わるか確認する為に待てる人はとことん待ってもいいと思うけど、2ヶ月半で生え変わるのに4ヶ月も待つと勿体ないよね笑。
2週間~1ヶ月はあくまで目安。どこまで待つかは自分で判断しましょう。
最大限の脱毛効果で照射する為に確認すべき事
ここまで読んだあなたは適切な照射間隔で通う事が脱毛効果を上げる事に繋がるとご理解頂けたと思います。
最後にそれを踏まえて、この項目では自分が通おうとしているクリニックが「最大限の脱毛効果で施術する事が出来るか」を判断する為に確認しておくべき事をお伝えします。
クリニックの契約有効期間
見落としがちなポイントですが、契約がいつまで有効かどうかは毛が生え変わった適切な時期に通えるかどうかを判断する大事な要素です。
例えば「5回コースの契約期間が1年間」というクリニックがあったとしましょう。
施術の回数を重ねる度に毛は減っていくので生え変わるタイミングが遅くなるのですが、コース1年というクリニックだと、回数を消化する為に完全な生え変わりを待てずに通わざるを得ない可能性があるのです。
1回目に契約&施術
2ヶ月半後に2回目施術(2.5ヶ月)
3ヶ月後に3回目施術 (5ヶ月半)
3ヶ月半後に4回目施術 (9ヶ月)
4ヶ月後に5回目施術 (13ヶ月)
クリニックが設定している契約期間は「一般的な毛が生え変わる時期」をベースに設定しておりますが、毛の生え変わりが遅い場合に「効果がフルに出ない状態」で通わないといけない可能性もあり得ます。
施術を受けてみないと自身の毛の生え変わり時期は分かりません。しかし生え変わりが遅い場合、「契約年数が短いクリニックだと脱毛効果を最大限に受けられないかもしれない」と理解しておきましょう。
クリニック予約の取りやすさ(日程調整のしやすさ)
毛が生え変わっていない時にどれだけ日程調整しやすいかも、脱毛効果を高めて通えるクリニックを判断する要素です。
2週間先にリスケジュールしたいのに予約が一杯で希望の日に施術が出来ないとか辛いよね。その場合は毛が生え変わっていない状態で通わざるを得ないから。
日程調整しやすいクリニックかどうかを判断する際は、「どれぐらい前までに連絡すれば予約できるか」を確認するようにしましょう。
自分の毛の生え変わりを理解する事、生え変わりを計算した上で契約期間内に通い切る事は正直面倒くさいと感じる方が多いでしょう。
しかし正しいタイミングで上手に通う事は脱毛効果を上げる為に患者が出来る手段の1つです。
脱毛は高い買い物です。せっかく払った費用を無駄にしない為にも今回の情報を参考にして下さい。