こんにちは。剛毛男爵です。
この記事では脱毛の施術でよく起こる「照射漏れ」という現象についてお話しします。
照射漏れとは施術の際に看護師が照射するレーザーが施術部位に当たらずにそのまま生えてくる事。脱毛クリニックでは照射漏れと認定された毛は無料で再度照射してくれます。
照射漏れは脱毛効果に大きく影響してくる事であり、脱毛をしている人は高確率で経験する事なので無料カウンセリングでも必ず説明を受けます。
この記事では照射漏れに関して通っている方が見落としがちな事をお伝えし、確実に脱毛効果を上げていく為の注意点をお伝えさせて頂きます。
・照射漏れの詳細
・無料カウンセリングで確認すべき照射漏れ対応
・契約後に気を付けるべき事
の順番でお伝えしますので参考にして下さい。
照射漏れとは?
照射漏れとは、施術の際に照射するべき部位を看護師が打ち損じる事。
照射漏れになっている毛は塊状になって生えてくるので施術後に照射漏れである事は比較的判断しやすいです。
参考までに僕が照射漏れが起きた時の写真を以下に紹介します。
これは施術してから20日ほど経過してから撮った写真。他の部分は毛が抜けているのにレーザーを当て損ねた部分がエリア一帯で残っています。
ここまでじゃなくても、エリア状に生えてきていれば照射漏れと思ってOK。ここまで分かりやすい(ひどい)照射漏れは少ないですw
抜けずに生える=照射漏れではない
1つ注意しておきたい事は、施術後に抜けず生えてくる毛が全て照射漏れではないという事。
レーザーを当てて生えてきた毛が全て抜ける訳ではないのです。
【抜ける毛】
ポップアップ(飛び出る)している毛
効果があって施術して数日後に抜ける毛
【抜けない毛】
・照射時に成長期じゃなかった毛
・毛母細胞を破壊するエネルギーが届かなかった毛
・照射漏れの毛
あくまで照射漏れと認定されるのは、毛が生えてきている毛が密集している時。
まばらに生えている毛を「照射漏れ」と主張してもクリニックは再照射してくれないのです。
無料カウンセリング時に確認すべき事
次に、無料カウンセリングで聞いておきたい照射漏れに関連事項についてお話しします。
照射漏れは脱毛効果に直接影響があるので聞き逃しが無いようにしておきましょう。
対象部位
全ての部位が照射漏れの保証対象になっているのかどうかは念の為に確認しておきましょう。
某大手クリニックではデリケートゾーンが照射漏れ対象外になっていました。「どの部位でも照射漏れが起きたら再照射してくれる」と思っていると後悔する可能性が上がるので気を付けておかないとだね。
いつまで保証してくれるのか
照射してから何日後まで照射漏れの確認をしてくれるのかを確認しておきましょう。
何故確認する必要があるのかと言うと、「照射漏れかも?」と確認出来るようになるのには日数がかかるからです。
例えば照射漏れと気づくのに10日必要だったとしても、照射後2週間後までしか照射漏れ保証がないとしたら、余裕を持って確認出来ないですし、慌ただしくなってしまいますよね。
毛の生えが遅い人だとしたら「気づいた時にはもう保証期間が過ぎていた」という事態になりかねません。
確実に、余裕を持って照射漏れを確認出来る時間を設けてくれるクリニックかどうかを見極める為にも聞いておきましょう。
いつから連絡出来るのか
いつから照射漏れの確認、及び再照射の依頼を出来るのかも見落としがちですが重要な事項です。
照射漏れの保証期間が4週間までだとしても「連絡できるのが20日後以降」なクリニックがあったとしたら、スケジュールの調整が難しい可能性があるからです。
予定が忙しい方は、余裕を持って再照射に通えるクリニックなのかどうかを確認しておきましょう。
この期間が短いクリニックの場合、照射漏れ保証期間内に通えない場合もあり得るよね。
そんな場合を想定して、「保証期間内に照射漏れした部位の写真を送っておけば保証期間を数日過ぎても許してくれるかどうか」は確認しておくと良いです。融通が利くクリニックだとイケる。
再照射を受けれらる店舗
多店舗展開しているクリニックの場合、常に一番近いクリニックで施術をしてもらえるとは限りません。距離がある店舗での施術で再照射が起きた時に、また遠くまで通うのは面倒くさいですよね。
施術を受けた院以外でも照射漏れの確認・再照射をしてくれるかどうかも確認しておきましょう。
契約後の注意点
ここからは、確実に照射漏れを確認して再照射をしてもらう為に守っておきたい事をお伝えします。
個人的な感覚だけど、照射漏れが起きてるのに気づかずにいる人は結構多いと思う。照射漏れは高確率で起きるから払ったお金を損しない為にもしっかり確認しておきましょ。
施術後は早めに確認する
施術が終わったら出来るだけ早めに施術した部位の生え方を確認しましょう。
早い段階で「この毛、照射漏れかもしれない」と気づいておけば、照射漏れの保証期間内に定期的に確認しようとする意識が持てるからです。
照射漏れが起きているけど見落としがちな部位は太もも・すねの横側(裏側)やワキ・肛門などの普段の生活で目を向けない箇所。特に肛門は照射が難しいのか照射漏れが頻繁に起きるからしっかり注視するようにしよう。
照射漏れ保証期間は剃毛しない
普段から定期的に剃毛している方は施術してからも定期的に毛を剃ろうとしてしまうかもしれませんが、施術してから照射漏れ保証期間が終わるまでは剃毛を控えましょう。
毛を剃ってしまうと照射漏れかどうかを確認出来なくなってしまうからです。
女性だとなかなか難しいんだけどね。最悪「早めにどこが照射漏れっぽいのか」は見抜いて、再照射までは生やしたままにしておけるといいね。
以上が脱毛効果を落とさない為に押さえておきたい、照射漏れに関する知識です。
どんなに技術のある看護師でも人の手で施術するからには失敗はつきもの。照射漏れがほぼ確実に1回は経験する事だと思います。
「自分は大丈夫だろう」と思わずに、今回の記事を参考にして、クリニックの制度を有効活用しましょう。